Sunday 4 August 2013

アウグストゥスブルク宮殿とブリュールの街

少し前になりますが、ケルンの南西、Sバーンで数駅のところにあるブリュールという町に行ってきました。ここには、世界遺産に登録されているアウグストゥスブルク宮殿と別邸ファルケンルストがあります。

詳細については、ウィキペディア参照

宮殿の裏側

庭園

庭園

宮殿と別邸は庭園でつながっているのですが、時間の関係もあり、今回は宮殿のみ見学してきました。内部の見学には入場料が必要ですが、6.00€でガイド付きツアーに参加できます。ガイドの方の説明はドイツ語ですが、日本語にも対応しているオーディオガイドを借りることが出来るので、ツアーはおすすめです。というか、ガイドがないと何も理解できません。

宮殿の受付に入ってまず驚いたのは、ツアーではるばるやってきた日本のジジババ軍団に遭遇したこと。日本人はどこにでもいますね。世界遺産ツアーがあるんですかね。そうでないとわざわざブリュールなんか来ませんよね。

内部は撮影禁止なので写真はありませんが、豪華絢爛な大理石ホールと天井の壁画には圧倒されました。オフィシャルサイトにフォトギャラリーがあるので、こちらをご参照ください。

ツアー終了後は、ブリュールの中心部をちょこっと散策。

この先の小さなバーで、17時で仕事を終えた宮殿のスタッフがみんなで1杯やってました。




レンガがいい味出してますね〜、ワインハウスとあります。

こじんまりとしていて、古い路地は趣もあって、なかなかかわいい街でありました。


僕から以上。

Wednesday 3 July 2013

ケルンの観客



昨日はE-WerkでVampire WeekendとHaimのライブを観てきました。

ケルンの観客は、悪く言えばノリが悪く、暖まるまでに時間がかかる。良く言えば、日本の観客のようにしっかりとステージを観て、音楽に集中している。私語も少ないし、曲間も割と静か。非常に日本に似ているのです。写真を見てもわかるでしょう。

昨日はCousinsから始まったけど、こちらの観客は申し訳程度に小刻みに身体を揺らしている程度。他が盛り上がると自分も盛り上がる、周りの様子を見ながら盛り上がる。日本でライブ観ているのと全く変わらない。(笑)

これはドイツに共通していることではなくて、某人(ミュージシャン)から聞いた話によると、やっぱりさすがはベルリン、ベルリンは初めからすごい盛り上がるけど、ケルンでのライブは最初踊っている人も少なくて、難しかったと。これはケルンっ子気質なんでしょうか?

なかなか興味深い発見をしました。


僕から以上。


Monday 3 June 2013

ヒトラーなど

今年はワーグナー生誕200年だったり、去年はヒトラーが現代のベルリンに現れてテレビスターになる小説がベストセラーになったりだとか、ドイツでは何かとナチスとヒトラーに注目が集まっています。

先月にはNSUメンバーの公判が始まったのは日本でもニュースになっていたかと思います。
http://www.nhk.or.jp/worldwave/marugoto/2013/05/0508.html

大戦を経験した世代がもはや絶滅しつつあり、その歴史が風化しているのは日本、ドイツに限らず、世界どこでも同じだと思います。

しかし、ドイツでは街を歩いているだけで、そうした歴史と向き合うことができます。


これは、ナチスにより虐殺された人々を追悼するために設置された真鍮プレートです。個々人の名前、誕生日、連行された日、処刑された日、没した場所が刻まれ、当時彼らが住んでいた住居前の歩道に埋め込まれています。

写真は、Chlodwigplatz近く、Kartäuserwallにあったプレートです。
「ベネディクト・シュミットマンがここに住んでいた。1872年生まれ。1939年9月4日に捕らえられ、1939年9月13日にザクセンハウゼン強制収容所にて処刑」
とあります。

中には、一家四人分(父、母、子ども二人)のプレートもあり、同時に捕らえられて別々の収容所に送られた、なんていうケースもありました。なんとも言えない気持ちになります。

これについては批判もあるようですが(下記リンク参照)、とても良いアイディアだと思うし、プレートを見つけて立ち止まると、嫌でもあれこれ考えさせられるものです。とは言え、目線を上げ再び歩き出すとそこは全く平和な世界であり、やっぱりファンタジーのようにしか思えなかったりもするのですが。

ググったら詳しい記事を見つけたので、興味がある方はこちらを参照してください。
http://www.goethe.de/kue/arc/dos/dos/zdk/ja78940.htm


僕から以上。

Monday 20 May 2013

女子DFBポカール決勝 VfLヴォルフスブルク v トゥルビネ・ポツダム

女子DFBポカール決勝の開催地はケルン!ということで、リーガを制し、今シーズン3冠の可能性のあるヴォルフスブルクと、リーガでは2位に終わり、ヴォルフスブルクを倒してタイトルを手に入れたいポツダムの試合を観に、1. FCケルンの本拠地であるライン・エネルギー・シュタディオンへ行ってきました。皆さんご存知の通り、我らがなでしこジャパンのストライカー、大儀見優季選手がポツダムに所属しています。

初めに試合の結果と感想を述べます。ハイライトはこちらから→http://tv.dfb.de/index.php?view=5855

試合は3-2でヴォルフスブルクが勝ち、国内2冠を決めました。ヴォルフスブルクが先に3点リードし、ポツダムがそこから2点返すという、最後まで手に汗握る展開。決勝戦にふさわしい、エンターテイメント性のある好ゲームでした。

効果的なダイレクトパスと個人技で比較的容易にゴール前までボールを運ぶヴォルフスブルクに対し、ポツダムは前線の大儀見選手やアノンマ選手にボールを当てても、潰されたり、前を向いても攻撃の人数が足りず、そこから展開するのに苦戦していたように感じました。しかし、ポツダムも時折サイド攻撃から崩す場面が見られ、特に前半18分の大儀見選手のヘディングシュートが決まっていれば、もっと楽に試合を進められたはずでした。

後半30分を過ぎてから両チームとも運動量が落ち、互いのゴール前でのシーンが増えました。ヴォルフスブルクはダメ押すチャンスを外しまくり、ポツダムは同点に追いつく惜しいチャンスが何度かありましたが、届きませんでした。

なでしこリーグはテレビでしか観たことがありませんが、ヨーロッパの女子サッカーは体格が大きいので、フィジカルコンタクトも見応えがあり、迫力がありました。

では、写真を。

ゲート。


ここ最近天気が良くなかったので、久しぶりに晴れた日曜日、みなさんお祭り状態です。


スタジアム北側。


今浦和で調子乗ってる人はここにいたのか〜(しみじみ)。


バックスタンド€15です。観に行かない手はありません。


こちら側のゴール裏は立ち見なので、ガラガラ。反対側はほぼ満員のように見えました。


みなさん試合直前まで外でお祭り状態なので、まだガラガラです。


選手入場後、今季リーガ得点王に輝いた大儀見選手の表彰。奥の小さいスクリーンに大儀見選手が写っています。ポツダムサポーターから「ユウキ!」コール。泣きそうでした。


キックオフ。


大儀見選手がPKを沈めて1点差!の図。横にいたラテン系と思われる兄ちゃんからしきりに話しかけられましたが、何言ってるかさっぱりわからなかったので、ああ17番ね、俺も日本から来たよ、とだけ返しておきました。


試合終了、歓喜のヴォルフスブルク。


挨拶に来るポツダムの選手達。サポーターもよくやった!という感じで、温かい拍手で迎えていました。心温まる場面です。


選手とサポーターの大儀見選手に対する信頼は相当なものがあると感じました。同じ日本人としてとても誇りに思います。泣きそうでした。



試合終了後、セレモニーも観たかったのですが、トラムが混むのが嫌だったのと、同居人からカレー作るからさっさと帰ってこいとの指令を受けていたので、帰路に。

ヴォルフスブルクは木曜日にスタンフォード・ブリッジで、大滝選手所属のオリンピック・リヨンとチャンピオンズリーグ決勝を戦います。こちらも良い試合になれば、と願います。


僕から以上。

Friday 17 May 2013

新5ユーロ紙幣!

ご無沙汰です。
お釣りで当たった!
来年は新10ユーロ紙幣が出るらしいですね。
僕から以上。

Friday 3 May 2013

Düsseldorf

デュッセルドルフへ行ってきました。片道€10.8もするので、簡単には行けません。日本人街もさらっと見、同居人が興味深そうにしておりました。

Okiniiでランチ。まあこんなもんだろう、という感じでおいしかったです。今月ケルンに新しく店舗ができるそうなので、できたら行ってみたいと思います。

デュッセルドルフはきれいな街ですね。非常にクリーンかつポッシュです。ブティック街もあるし。緑も多くて、住みやすそうです。

みなさん外で優雅にランチ

ライン川沿い。何の建物か知りませんが、高級そうな雰囲気を出しています。川の汚さとは対照的です。


アメリカ発祥のLittle Free Libraryってご存知ですか?この前海外ネットワークで観て初めて知ったんですが、デュッセルドルフにもありました。思いがけず素敵な本に出会えるかもしれない素晴らしいアイディアです。




その後タワーへ。


展望台のぼったんですがね、怖すぎて写真撮れませんでした。多少は撮ったんですが、貼るほどのものではありません。みなさん既にご覧になったかもしれませんが、一応Instagramの写真だけ貼っておきます。これが、ノルトライン・ヴェストファーレン州議会だそうです。




写真が少なくてすみません。次回はボンに行く予定です。


僕から以上。

Thursday 2 May 2013

Altstadt

写真があった方が楽しいだろうと思い、写真を撮ってきました。HeumarktとAltermarkt界隈、いわゆる旧市街というんでしょうか、Altstadt(old city)と呼ばれるケルンの中でも古い地域です。大聖堂の南側、ライン川に沿って趣のある建物、レストラン、カフェが立ち並んでいます。日本にはない色使いが楽しいですね。

石畳

Altermarktにある、Gaffel(ケルシュ)のバー

聖マルティン教会


14世紀に建てられた旧市庁舎

なぜか工事中です


セグウェイ軍団。ツアーがあるみたいですね。

ここ何日かスカッと晴れなくて、石の建物があまりよく写りません。

金曜にデュッセルに行く予定なので、また写真撮ってきます。


僕から以上。

Monday 29 April 2013

トラム

少数の方から「ブログを楽しみにしている」とのお言葉を頂き、嬉しい限りであります。非常にありがたいです。


ケルンのトラムについて。


市内を縦横無尽に、10分間隔ほどで運行されているので便利なのですが、なんせ高い。一回乗ると€2,70です。3回以上乗るなら、1日乗り放題チケット(€7,80)を買った方が賢いです。

というかそもそも、運賃システムが複雑すぎて全く理解できません。上記の運賃も、上の路線図にある、街をぐるっと囲んでいる薄いオレンジのエリア(1b)内の話で、そのエリア外へ行くには別の運賃になるはずです。同居人が学生なので、週末なら、一緒に乗れば1人分タダになるやら、なんたらかんたら。でもデュッセルは全く別のエリアなので、うんたらかんたら。多分、地元の人間も完全には理解していないと思われます。

そして、券売機がクソです。リスク回避のために紙幣の挿入口がありません(ヨーロッパってどこもそう?)。例えば、1日乗り放題チケットを買うなら、手元に€7,80分コインがないと券売機からチケットを買えません。今朝もコイン全部合わせて€5くらいしかなくて困りました。クレジットカードも使えますが、VISAが使えません(たぶん)。同居人のカードもなぜか使えませんでした。朝からfワード連発です。

そして、ウィークリーチケットやマンスリーチケットもありますが、それぞれ月曜始まりと、一日始まりしか用意されていません。例えば、水曜日から火曜まで1週間分ウィークリーチケットを買う、というようなことができないのです。これについては、もううんことしか言いようがありません。

そもそもなぜ今日(4月29日月曜日)、1日乗り放題を買ったかというと、日曜までは先週の分のウィークリーチケットが使えたのですが、既に手元に買ってあるマンスリーチケットは5月1日から有効なので、今日と明日(4月29、30日)はそれらが使えないのです。そもそもなぜウィークリーチケットを買ったかというと、マンスリーチケットは5月1日から有効のものしか買えなかったからです。

もう一度言いますが、完全にうんこです。ただの愚痴になってしまいました。


僕から以上。

Tuesday 23 April 2013

安くてヘルシーなもの

食品は基本的に安いので、夜は適当にスーパーで買ったものを料理すればなんとかなるんですが、お昼とか外へ出ている時に何を食べたらいいかわかりません。今日、こっちへ来てから初めてcurrywurstを食べましたが、こんなのばっかり食べていたら早死します。
ケバブ屋さんがあちこちにあるので、ケバブ開拓でもしようかと思います。安くて野菜たっぷりだし。この前同居人に連れて行ってもらった、Heumarktにあるケバブ屋さんは€3.5くらいだったかな。
ちなみに只今求職中であります。
僕から以上。

Sunday 21 April 2013

ケルン観光

到着してから数日のあいだ、ケルンでティピカルサイトシーイングをしてきたので、何枚か写真を。

言わずもがな大聖堂




街をぐるっと囲むように、かつての城砦跡があります。13世紀初めに作られたとか書いてあったかな。

結構桜があって驚きました。

Kranhaus

建設用クレーンを模した、ライン川沿いに連なっている建物です。





僕から以上。